単身赴任で自炊しない人の食事方法|外食だけに頼らない選択肢

単身赴任で自炊しない食事。電子レンジと買って用意するご飯・おかずのイメージ 食事

単身赴任先では料理をしないつもりだけれど、毎晩外食だと出費が気になる。コンビニで済ませるにしても、何を選べばよいか迷ってしまう。そんなときは、料理を始める前に「買ったものをどう組み合わせるか」を考えてみてください。

自炊をしなくても、惣菜、冷凍食品、常温保存できる食品、宅配弁当を使って食事は用意できます。大切なのは、包丁を使うかどうかより、食べる内容と買う量、保存できる場所を決めておくことです。

この記事では、電子レンジの有無に合わせた食事方法、調理しない組み合わせ例、食費を増やしにくい買い方を紹介します。自炊も含めて検討したい方は、単身赴任の食事方法の比較をご覧ください。

自炊しない食生活を整える順番

  1. 冷蔵庫・冷凍庫・電子レンジが使えるか確認する
  2. 主食、主菜、副菜に分けて買うものを決める
  3. 普段の食事と、帰宅が遅い日の予備を用意する
  4. 飲み物や間食を別にして、1週間の支出を確認する

単身赴任で自炊しないなら、まず部屋の設備で選ぶ

図解食事を買う前に、保存と温めの設備を見る
冷蔵庫・冷凍室・電子レンジは使える?
冷凍室に空き+レンジあり冷凍食品・冷凍弁当も候補

保存と加熱の表示に従い、入る食数だけ用意

冷蔵はできる・冷凍は難しい冷蔵食品や惣菜を少量で

期限と保管方法を確認し、在庫を増やしすぎない

レンジなど加熱手段がないそのまま食べられる物を選ぶ

要加熱の商品を避け、表示を確認

保存できる設備が少ない必要な分だけ買う

当日食べる物と常温保存できる予備を分ける

食品ごとの保存・加熱表示を優先します。部屋に合う設備を確認したうえで、主食・主菜・副菜の組み合わせを考えます。

同じ「料理をしない」でも、電子レンジで温めることはできる人と、加熱器具がない人では買える商品が違います。冷凍食品をまとめて買った後に、保管場所がないと気づくことがないよう、設備から確認しましょう。

自炊しない人が選びやすい食事方法
使える設備組み合わせの候補気をつけたいこと
電子レンジ+冷蔵・冷凍庫パックご飯、冷凍おかず、惣菜、冷凍宅配弁当容器のサイズ、冷凍室の空き、加熱表示
電子レンジ+冷蔵庫のみパックご飯、冷蔵惣菜、レトルト食品冷凍商品を冷蔵室で保管しない
冷蔵庫のみそのまま食べられる惣菜、パン、豆腐、サラダなど加熱が必要な商品を選ばない
保存・加熱の設備がない食べる直前に買う弁当、外食、表示上常温保存できる食品要冷蔵品のまとめ買いを避け、開封後の保存条件も確認

コンビニの店頭で温めてもらえる場合もありますが、持ち帰ってから長時間置かず、表示に従って早めに食べます。電気ケトルは、メーカーが認めていない食品の調理や袋ごとの加熱には使わないでください。

これから設備をそろえるなら、単身赴任で必要な家電と冷蔵庫のサイズの選び方を確認し、使う食事方法から優先順位を決めると無駄がありません。

調理しない食事は「主食+主菜+副菜」で組み合わせる

おにぎりだけ、パンだけで済ませる日が続くなら、肉・魚・卵・大豆製品のおかずと、野菜などのおかずを足すところから始めましょう。毎回サラダを選ぶ必要はなく、煮物や温野菜なども候補になります。

農林水産省の食事バランスガイドは、主食、主菜、副菜に加え、牛乳・乳製品、果物を示しています。以下は買い物の組み合わせ例であり、必要な栄養量をすべて満たす献立ではありません。食べる量や朝昼の内容に応じて調整してください。

参考:農林水産省「食事バランスガイド」

買う・温めるだけで用意する食事の例
場面主食主菜の候補副菜などの候補
スーパーで買う夕食ご飯焼き魚の惣菜野菜の煮物
コンビニに寄る日おにぎりそのまま食べられるチキン、ゆで卵などサラダ、野菜のおかず
買い物に寄らない日パックご飯魚の缶詰表示どおりに加熱する冷凍野菜
温めるだけの夕食ご飯冷凍宅配のおかずおかずの内容を見て不足する一品
加熱せず食べる日パン加熱不要の卵料理や豆腐そのまま食べられる野菜の惣菜

朝食なら、パンとゆで卵に果物を足す、乳製品を取り入れるなど、準備しやすい形を決めておくと楽です。昼が麺だけだった日は夕食で主菜と副菜を意識するなど、1日単位でも見直しましょう。

弁当に何か足す前に、すでに入っているものを見る

弁当にご飯、肉のおかず、野菜のおかずが入っているなら、同じようなおかずを重ねて買う必要はないかもしれません。逆に、量の大半がご飯と揚げ物なら、別の弁当を選ぶか、野菜のおかずを足す方法があります。

「健康のために一品追加する」と決めるより、まず中身を確認してください。買う品数だけ増えて、費用も量も多くなるのを避けやすくなります。

外食だけに頼らない、5つの食事方法

1.スーパーの惣菜は、一食分をまとめて考える

惣菜は主菜や副菜を選べる反面、一つずつ買うと弁当より高くなることもあります。値札を個別に見るだけでなく、ご飯を含めた合計額で比べてください。

値引き品を買う場合も、表示の期限や保存方法を確認し、その日に食べられる量を優先します。安いから翌日以降まで多めに買う、と決めてしまわないほうがよいでしょう。

2.コンビニでは、買う組み合わせを数パターン持つ

仕事帰りに毎回売り場で迷うなら、「ご飯もの+主菜が足りなければ一品+野菜のおかず」という順に選びます。商品の入れ替わりがあっても、役割で選べば対応しやすくなります。

栄養成分表示を見るときは、エネルギーや食塩相当量などを確認します。似た商品を比べる場合も、一包装当たりなのか100g当たりなのかをそろえましょう。

3.冷凍食品は「主食だけ」にならないようにする

冷凍の麺類や炒飯だけを常備するより、おかずや野菜も組み合わせられるようにしておくと、食事の幅が広がります。ただし、買い足すほど冷凍室の空きは減るため、普段使うものを少数に絞りましょう。

冷凍食品は商品によって、電子レンジ、フライパン、湯せんなど調理方法が異なります。「冷凍だからレンジだけで食べられる」とは限らないので、購入前に裏面の表示を確認してください。

4.常温保存できる食品は、帰省から戻った日の予備に

パックご飯、魚の缶詰、レトルト食品などは、商品が指定する条件で保管できれば、冷蔵庫の在庫を減らしたいときにも使いやすい食品です。主食とおかずを一組にしておくと、片方しかない状況を防げます。

未開封で常温保存できる商品でも、開封後まで同じ条件とは限りません。食べ切れるサイズを選び、残った場合は表示どおりに扱いましょう。

5.宅配弁当は、忙しい曜日の分から取り入れる

買い物そのものを減らしたいなら、冷凍宅配弁当が候補になります。毎晩使う前提にせず、まずは残業しやすい曜日に何食使うかを数えると、注文量を決めやすくなります。

選ぶ際は、食数、送料、受け取り条件、冷凍庫の空き、定期購入の変更期限を確認しましょう。具体的なサービスと比較手順は単身赴任の宅配弁当の選び方にまとめています。

自炊しないと食費は高くなる?一食の合計と追加購入を分ける

料理をしないことだけで食費が決まるわけではありません。どこで買うか、何品買うか、何食を外食にするかで変わります。自炊を始める前に、今の食事を一つの会計ではなく、食事本体と追加分に分けてみましょう。

夕食の買い方を比べる計算例
項目金額の仮定見直すポイント
主食150円食べる量に合う商品を選ぶ
主菜300円弁当で買う場合と合計を比較
副菜150円すでに入っているおかずと重複しないか
食事の合計600円これを夕食の費用として記録
飲み物・おやつの追加250円食事と別枠で記録
会計の合計850円20回続くと17,000円

金額は計算用の仮定で、店舗の実売価格や相場ではありません。月20回の夕食だけを比べた例です。朝食・昼食・ほかの飲料代などは別に必要です。

この例では、600円の食事を20回買うと12,000円、追加分は5,000円です。何を減らすかは本人の優先順位次第ですが、食事を抜く前に、追加分や余って捨てた食品を見直せます。

「今月いくらまで使えるか」から整理したい方は、単身赴任の食費と月額予算の考え方を参考にしてください。

自炊しない生活でも、在庫を持ちすぎない

予備は、使う日と補充する日をセットにする

非常用のつもりで食品を買い足し続けると、何が残っているか分からなくなります。普段の夕食にも使い、使った分を補充するほうが、期限を確認する機会が増えます。

予備の数は一律に決めず、「次の買い物まで何回食べるか」から考えましょう。買い物に週2回寄れるなら、その間に困らない量から試すと管理しやすくなります。

帰省前日は、新しく買う前に期限を確認する

帰省前の買い物では、赴任先を空ける日数も考えます。牛乳、豆腐、冷蔵惣菜などは、その場で食べる予定があるか確認してから選んでください。

冷凍宅配を使っている場合は、残数と次の配送予定を一緒に確認します。使うペースが遅ければ、サービスのルールに従って次回配送を変更しましょう。

買って食べる場合も、保存と加熱の表示は確認する

調理をしなくても、食品の扱いに注意は必要です。購入した惣菜を長時間持ち歩かず、要冷蔵・要冷凍の商品は指定された温度帯で保管します。冷凍のおかずを机に置いて自然解凍する方法は、商品が認めている場合以外は避けてください。

電子レンジで加熱する食品は、ワット数や加熱時間、ふた・フィルムの扱いを確認します。何度も温め直すことを前提にせず、一度に食べる分を用意するほうが管理しやすくなります。

参考:農林水産省「食中毒予防の三原則」

自炊しない単身赴任でよくある疑問

コンビニの食事が続くと、必ず栄養が偏りますか?

店の種類だけで判断はできません。選ぶ商品や量、朝昼を含む食事の組み合わせによって変わります。主食だけになっていないか、同じ主菜ばかり選んでいないかを確認し、栄養成分表示も見ながら選びましょう。

電子レンジだけでも食事を用意できますか?

電子レンジ対応の主食やおかずを選べば用意できます。ただし、冷凍食品なら保管できる冷凍室も必要です。購入時に「温め方」と「保存方法」の両方を確認してください。

毎日宅配弁当にしてもよいですか?

費用、食べる量、受け取り、在庫管理が生活に合うかで判断します。宅配弁当だけですべての栄養が整うと考えず、主食の有無や一日の食事全体も確認しましょう。食事療法が必要な場合は、利用したい商品の情報を医師や管理栄養士に確認してください。

少しだけ自炊するなら、何から始めると楽ですか?

普段よく食べる主食を用意する、作り慣れたおかずを一品だけ作るなど、今の食事を一部置き換える方法から始められます。道具や食材を買い込む前に、単身赴任で自炊を続けるための買い物と節約の考え方を確認してください。

料理をしないなら、「いつもの組み合わせ」を二つ用意する

まずは、帰り道で買う夕食と、買い物に寄れない日の夕食を一つずつ決めてみてください。何を選ぶかが決まっているだけでも、疲れた日の迷いは減らせます。

料理をしない前提で、食べる内容と買う量を整える。自分の生活に合う方法が見つかれば、必要に応じて自炊や宅配食を足していけば十分です。

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